【ワシントンDC】家族で楽しむDCの無料スポットや移動・ホテルについて

チイ
アメリカ在住のチイです。

今回は、3人の子供(2・4・7歳)と秋にワシントンDCに行った際の記事です。訪れたスミソニアンの博物館やホワイトハウス、リンカーン記念堂についての見どころや、ワシントンDCでの移動手段とホテルなど、子供との旅行でのポイントや気づいた点も書いています!

このブログでは、

  • ワシントンDCで子供と一緒に楽しめる場所を知りたい
  • ワシントンDCの移動方法について、駐車場はある?子供と電車に乗れる?
  • 子供と一緒にホテルはどこに泊まったらいい?
  • ワシントンDCの基本情報を知りたい

という方の参考になれるかと思います。

2023年に2度目にワシントンDCを訪れた際の下記の記事も併せてご覧ください!

ワシントンD.C. 基礎知識

ワシントン D.C. はアメリカ合衆国の首都です。

アメリカ合衆国の三権機関である国会議事堂、大統領官邸(ホワイトハウス)、最高裁判所などの国を象徴する建物、有名な博物館や美術館などが多くあります。

D.Cは「コロンビア特別区」(District of Columbia)の略、アメリカの50州には属さず、首都として機能する連邦政府直轄地です。


海外在住日本人に必須のVPNサービス【スイカVPN】

ワシントンDCへのアクセス

ワシントンDC周辺の3つの空港

ワシントンDCを訪れる際に利用できる周辺の空港は3つあります。

各空港からワシントンDCへのアクセス

一番近いロナルド・レーガン空港の場合には、メトロを利用しても比較的安全で、距離と金額的にもウーバーなどの利用も可能かと思います。

他の2つの空港からはバスやシャトル、電車等がありますが、子連れ家族の場合には、安全面からもレンタカーが一番良いと思います。

車の場合

我が家は自宅から車でDCまで行きました。

車の場合に気をつけるべき点は駐車場の確保です。宿泊する場合には、ホテルの駐車料金もしっかり調べましょう。

宿泊地を探した際にワシントンDC内のホテルは宿泊費や駐車料金も高額になるため、私たちはバージニア州のホテルに宿泊しました。

ワシントンDCの見どころの多くは、中心部の国立公園ナショナル・モール(National Mall)周辺に集まっています。そのためこの地域のスポットを回るだけであれば、メトロを利用して移動することも可能です。

ですが、子供と実際に行ってみた感想は、やはり公園や一つ一つの建物が大きく移動距離は長くなり、電車の待ち時間でも疲れました。そのため子連れには車があった方が楽だなと思いました。

 

世界140の国と地域で使える【TRAVeSIM】

子供と行くDCの「無料」の楽しいスポット

各見どころスポットでの子連れ旅のポイントを紹介します。

今回3つの博物館に行きましたが、これらはすべて「スミソニアンの博物館」です。

スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)は、アメリカを代表する科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関複合体の呼び名で、スミソニアン学術協会が運営しています。

スミソニアン協会が運営する博物館は19あり、その多くがワシントンDCの中心地に設置されています。収蔵量や規模から世界一の博物館群であり、また博物館の入場料は無料という点もこの博物館の大きな特徴です。

本記事では、下記の5箇所の無料スポットについて書いていきます。

国立自然史博物館
(National Museum of Natural History)
航空宇宙博物館
(The National Air and Space Museum in Washington, DC)
スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター
(STEVEN F. UDVAR-HAZY CENTER)
リンカーン記念堂
(Lincoln Memorial)
ホワイトハウス
(White House)

 

今回行ったナショナルモールのスポット

 

国立自然史博物館

National Museum of Natural History

自然史博物館は地球上の自然、生物などあらゆる分野の展示がある、巨大な博物館です。

子供には恐竜の化石や海の生き物の展示コーナーが楽しめるスポットかと思います。

とても広いので、ちゃんと全部見ようと思ったら数時間かかります。我が家は半分くらいのコーナーしか見れませんでした。

エントランスを入ると有名な象が迎えてくれます。

 

アクセス

  • ナショナルモール内
  • オフィシャルの駐車場はありません。
  • メトロ最寄り駅(ラインごと)

・フェデラル・トライアングル駅(Federal Triangle)もしくはスミソニアン駅(Smithsonian):<ブルー・オレンジ・シルバーライン>

・アーカイブス/ネイビー・メモリアル駅(Archives-Navy Memorial-Penn Quarter)<グリーン・イエローライン>

     

    子連れ旅のポイント!

    • 大きなカフェテリアもあるので、疲れたりお腹が空いたら館内で休憩し、ご飯も食べれます。
    • クリスマス以外年中無休! 開館時間は10:00 a.m - 5:30 p.m.
    • 博物館前やワシントンDCの中心地にはフードトラックが沢山停まっています。アメリカでは珍しいソフトクリームのトラックもあり美味しかったです(高いけど)!

    航空宇宙博物館

    The National Air and Space Museum in Washington, DC

    ※2022年秋まで改装で休館です。

    こちらは、ワシントンDCの中心地にある航空宇宙博物館で、アポロ計画の着陸船やロケット、ハッブル宇宙望遠鏡などの展示がありました。

    全体的に古さを感じ、しかも行った際には半分くらい改装中でしたが、2022年秋にはリニューアルオープンとなるようで楽しみです。

     

    アクセス

    • ナショナルモール内
    • 駐車場:オフィシャル駐車場はありません。Independence Ave. SWのパーキングメーターを利用しました。
    • メトロ最寄り駅

    ランファン・プラザ駅(L'Enfant Plaza)<ブルー・オレンジ・シルバー・グリーン・イエローライン>

      現地と直接つながる【Hello Activity】


      スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター 

      STEVEN F. UDVAR-HAZY CENTER

      バージニア州にあるもう一つの航空宇宙センターです。

      ここには、歴代の飛行機が所狭しと展示してあります。そしてスペースシャトル「ディスカバリー号」も!

      ゼロ戦や、日本に原爆を落としたB29「エノラゲイ」もあり、日本人としては見ておくべき展示ですが、心がざわざわしてしまいます。

      スペースシャトルが待ち受けています。

       

      映画「プレーンズ」のダスティを発見!

       

      アメリカの偵察機SR-71・ブラックバード

       

      アクセス

      子連れ旅のポイント!

      子供達が一番テンションが上がったのは、実はこの博物館の駐車場を出た所でした。

      博物館の隣にはワシントン・ダレス国際空港があり、空港に発着する飛行機がすぐ間上を飛んでいくので、本物の飛行機に興奮しました。

      博物館の駐車場から出てすぐの場所には空港の滑走路を見渡せる土手があります。

      博物館の駐車場から見えた飛行機


      リンカーン記念堂

      Lincoln Memorial

      リンカーン記念堂は、ワシントンDCの中心地、ナショナルモールの端にあり第16代アメリカ合衆国大統領 エイブラハム リンカーンの像があります。ここからは、ワシントン記念塔(Washington Monument)が正面に見えます。

      近づくと記念堂も像も大きい!

      そしてナショナルモールの広々とした雰囲気は、アメリカのスケールの大きさを感じます。広いスペースは、子供が自由にできるのでとっても気が楽です。

      奈良の大仏殿みたいだなと思いました。大きさに圧倒されます。

       

      ここからの景色が素晴らしいです。ワシントンモニュメントが正面に見えます。

       

      アクセス

      • ナショナルモール西の端
      • 駐車場:Constitution Ave.NWのパーキングメーターを利用しました。
      • メトロ最寄り駅(どちらも1キロほどあります。)

      フォギーボトム駅(Foggy Bottom)とスミソニアン駅(Smithsonian):<ブルー・オレンジ・シルバーライン>

       

      子連れ旅のポイント!

      映画「ナイトミュージアム2」にはリンカーンの石像やタコなど、このエリアのシーンがでてきますので、是非映画を見てから行きましょう。映画のおかげで4歳児でもリンカーンの名前や場所を認識していました!もちろん、夜に動くと思っていますが。

      ホワイトハウス

      White House

      ホワイトハウスは、アメリカ合衆国大統領が住んでいて執務を行う官邸です。ホワイトハウス周辺は警察官が大勢いて警備も厳格な為、その雰囲気に少し緊張しました。

      ラファイエット広場に隣接する面から見に行き、記念撮影。しかしパパが「これ、裏じゃない?」と一言。確かに、ニュースなどで見かけるホワイトハウスとちょっと違うと思いました。

      裏?から見たホワイトハウス

       

      そこで、大統領公園に面する反対側に行ってみることに。こちらの方がよく見かけるかもしれません。こちら側は柵が高く樹木もあり見づらいですが、「正面も見れてよかった。」と満足して帰路につきました。

      表?からのホワイトハウス

       

      ホテルに帰り20ドル紙幣を見るとホワイトハウスが印刷されています!!しかも描かれているのは最初に見た裏側??結局どちらが正面かわかりませんでした。

      周辺には厳かな雰囲気の建物が建っています。

       

      アクセス

      • ナショナルモール中心部
      • 駐車場:17th street NWのパーキングメーターを利用しました
      • メトロ最寄り駅

      マクファーソン・スクエア駅(McPherson Square)と ファラガットウェスト駅(Farragut West) :<ブルー・オレンジ・シルバーライン>

      子供と移動・ホテルについて

      地下鉄「ワシントンメトロ」に子供と乗る

      DC1日目は、3人の子供と初めての電車移動をしました。

      メトロは清潔で治安の悪い雰囲気もなく、日中は安心して乗れました。2歳児はおそらく人生初の電車で興奮していましたが、乗車中に寝てしまいました。

      当日、ダイヤが大幅に乱れていたこともあり、駅での待ち時間も長かったのでその点が疲れました。チケットは距離や利用時間で値段が変わるので、慣れていない人には一日乗り放題チケットが一番楽かと思います。

      ホームの様子

       

      子連れ旅のポイント!

      • エレベーターは数が少なく見つけづらいのですが、各駅に設置はされています。
      • DCのメトロは、日中に子供と乗ることには治安の面での不安はありませんでした。郊外にはメトロで行っていないので状況は分かりません。

      二日目は車移動

      電車も乗れたけど、、子供との移動は何かと疲れる!!というのが本音です。2日目は車で移動することにしました。

      車移動で不安だったのは駐車場の有無でしたが、この日は休日だったこともありパーキングメーターで簡単にスペースを見つけることが出来ました!パーキングメーターは、「ParKMobile」というアプリを利用しての支払いでした。

      ワシントンDCに車で行く方は、「ParKMobile」アプリを事前にダウンロードしておくことをお勧めします。

      アプリで目的地のパーキングメーターの有無を事前に調べるだけでも、見通しが立ちとても役に立つと思います。

      ParkMobile app

       

      子連れ旅のポイント!

      小さい子供がいたら電車より車は楽です。今回は休日だったこともあり、駐車場が簡単に見つかりましたが、平日はパーキングメーターももっと混んでいるようなので注意が必要です。

      ホテルは駅直結がおすすめ!

      今回の宿は電車移動をすることを考えて、バージニア州のクリスタルシティ駅直結のホテルクリスタル ゲートウェイ マリオットにしました。この選択は本当に正解でした。

      ホテルからつながっている駅地下街というのか、ちょっとしたモールのようなものがあり、ホテルから外出する際と戻る際に食料や飲み物(お酒も)などを買うことができとても楽でした。

      駅地下街にはお寿司屋さんもあり、テイクアウトしました。(普通においしかったです。)

      一点難を言えば駐車料金が高かったです。一泊40ドルもしました。都会だからしょうがないですが、次回はもっと郊外のホテルでもいいかもしれないと思いました。

      まとめ

      今回は2泊の短い旅行であり、数カ所しか回れませんでしたが、ワシントンD.C.にはまだまだ見どころが山ほどあります。

      スミソニアンの博物館群や連邦政府の機関や国の博物館など、子供がもう少し大きくなったらより楽しめそうなスポットが盛りだくさんです。

      電車に安心して乗って移動できるというのもアメリカでは貴重な経験でした。大人にも小学生くらいの子供にも、とってもおすすめです!

      アインシュタイン様!米国科学アカデミー National Academy of Sciencesの近くにあります。