今回は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドリゾート(WDW)のマジックキングダムの小さい子供向けアトラクションについて紹介します。
我が家は、小さい子供がいる(当時2歳、4歳)、長い時間並ぶのが好きじゃない、小学生の長男もスリルのある乗り物が好きじゃないということで、人気のあるジェットコースター系のアトラクションにはあまり乗らず、主に身長制限のないアトラクションに家族みんなで乗って楽しんでいました。
小さなお子さんがいらっしゃる方は、
- 小さい子供と一緒に乗れるアトラクションってなんだろう?
- 小さい子供がいたらそんなに楽しめない?
- 小さい子供連れでWDWで1日過ごすためのコツを知りたい!
と思っている人も多いと思います。
せっかくのディズニーワールドを思う存分楽しみたいですよね。そんな皆様に、「小さい子供と楽しむマジックキングダム!」をテーマにアトラクションや過ごし方のコツを紹介をしていきます。
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目次
子連れ家族のディズニー攻略法
その1:早起きは三文の徳
我が家では、WDWの4つのテーマパーク全てに行ったことがありますが、可能な限りいつも心がけていることがあります。
それは「開園時間に入る」ということ。
アメリカで生活をしていて、アメリカ人はわりかし朝のんびりな人が多いということに気づきました(私達家族が朝型すぎるのかもしれませんが)。
人が少ない朝イチで入場することで、アトラクションの待ち時間が短かったり、人が少ない状況で写真を撮ることができたり等、たくさんのメリットがあります。実際、我が家も何度もその恩恵を受けてきました。
マジックキングダムでは、通常開園時間前でもシンデレラ城前までは入ることができます。それより奥は、開園時間まではアーリーエントリーの利用者しか進む事はできませんが、開演5分くらい前からシンデレラ城前でショーが行われるのでショーを見て開園時間を待てば一気に気分も高まります!
ぜひ、時間に余裕を持ってゲートに到着するように計画しましょう!
その2:子供の昼寝は大事
朝早くからパークで遊んでいれば子供も大人も疲れます。
我が家は子供が小さいので(2歳、4歳)、昼くらいに潔くパークを出てホテルに行き、昼寝をして夕方に戻るという方法を取っていました。
子供が小学生くらいになったら朝から遅くまで遊べるかもしれませんが、下の子達は眠くて機嫌が悪くなるし、パーク内では興奮していて寝付けないのでパークを出ます。
オフィシャルホテルには泊まったことがありませんが、駐車場から10分、15分程度の場所にホテルはたくさんあるので近隣のホテルであれば外に出るのもそんなに大変ではありません。パークも駐車場も当日の再入場が可能です。
近隣のホテルの検索→エクスペディアページ
昼に外に出るメリットは、
- 食事をパーク内で食べずにすみ時間とお金を節約できる
- 昼寝で体力が回復する
- 夜は小さい子供向けアトラクションはかなり空いている
- フロリダの暑い季節は午前と夜が快適
とたくさんあります。
その3:ベビーカーは必須
我が家では2人乗りのベビーカー(Stroller)を持参しています。もし持参できなくても、園内でレンタルすることができます。
小学生くらいの大きい子でも疲れたら座れるし、上着や食べ物など重くなりがちな荷物も置いておけるので、小さな子供と快適に過ごすためには必需品だと思っています。
World Disney World Stroller Rental ページ
子連れ旅のポイント!
マジックキングダムの駐車場からは、モノレールかフェリーに乗ってパークまで移動する必要があります。
ベビーカーを持参する場合、特に混んでいる時間帯はフェリーの方が広く気兼ねしないのでおすすめです。
所要時間はモノレールもフェリーも同じくらいだと思います。
その4:ライダースイッチ(Rider Switch)を利用する
身長制限があるアトラクションでは、乗れない子供を見ている人が交代で乗れるように、ライダースイッチというサービスがあります。
小さい子供がいるからといって楽しみにしていたアトラクションを諦める必要はありません!是非利用してみてください。
利用手順(ビッグサンダーマウンテンの場合)
- 該当アトラクションのキャストにライダースイッチを利用できるか聞く
- グループ全員でキャストの所に行き、スイッチする人のチケット(携帯のウォレットに入っているチケット)にライダースイッチ情報を入れてもらう。
- 最初のグループがライド後に合流。
- 次のグループはライトニングレーンから入場。
※交代の仕方や待つ場所はアトラクションごとに違う可能性もありますので、キャストの指示に従ってください。
幼児も楽しめる!「身長制限なし」のアトラクション
ライド系アトラクション
空飛ぶダンボ
Dumbo the Flying Elephant
ダンボに乗るだけなのにあんなに並べないな、、と思っていましたが乗る前にお楽しみがあります。
乗車前にテント内で遊べるスペースがあり、呼び出し用の機器(よくレストランなどで渡されるやつです)を渡され、アスレチックや滑り台で遊んで待てます。なお、待ち時間無しの時に行った際には、ここで遊ぶこともなく乗車になったので混んでいる時のみのようです。
ホーンテッドマンション
Haunted Mansion
東京ディズニーランドと同じようなアトラクションです。
小さい子達が怖がるかな?と思いましたが、アメリカでハロウィンを経験しているからか、ハロウィンハロウィン!と楽しんでいました。
列に並んでいる時に色々な幽霊の仕掛けがあって子供たちは楽しめます。
プリンスチャーミング・リーガルカルーセル
Prince Charming Regal Carrousel
メリーゴーランドのアトラクションです。日中は数十分の待ち時間でしたが、花火終了後に待ち時間ゼロで乗れました。
夜の花火中は中断されています。小さい子向けのアトラクションは夜は空いていておすすめです!
トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー)
Tomorrowland Transit Authority People Mover
小さい子供と乗るのに一番おすすめで好きな乗り物です。
マジックキングダムは東京ディズニーランドとほとんど同じなので、どれも知っているアトラクションですが、これはWDWにしかないアトラクションで、乗っていてとても気持ちよく園内を見まわせて楽しいです。
昼はパークが一望でき、夜はライトアップが見えるのでどちらの時間帯も好きです。
トロッコのような乗り物に乗ってレールを進んでいきますが、スペースマウンテンや、バズライトイヤーのアトラクションの建物に入っていくのでその雰囲気を味わえる所が好きです。
プーさんの冒険
The Many Adventures of Winnie the Pooh
東京ディズニーランドと同じ感じですが、乗り物自体は東京の方が楽しいかもしれないという感想です。
列に並んでる間には、幼児向けの仕掛けやハチミツの流れる画面などがあり色々触ったり遊んだりできるので楽しいです。
アンダー・ザ・シー:リトル・マーメイドの冒険
Under the Sea ~ Journey of The Little Mermaid
こちらもWDWにしかないアトラクションのようです。
カラフルな貝に乗って水の中の世界を進みます。映画のストーリーに沿っていて、悪役のタコのおばさんが少し怖いですが、リトルマーメイドの世界観が楽しめます。
ピーターパン空の旅
Peter Pan`s Flight
身長制限はないけど、待ち時間が長めなアトラクションの一つだと思います。空を飛んでいるように進んでいくのでちょっとした爽快感があります。スタンバイの列の間にあるウェンディの子供部屋でピーターパンの仕掛けがあります。ライド中にディズニーの他の仲間がいたりします。
ジャングルクルーズ
Jungle Cruise
日本では大好きなアトラクションなので期待して乗ったのですが、少し残念な結果でした。
もちろん私の英語力の問題が大きいのですが、楽しさは乗船する船長さんにもよるかもしれません。混んでいる時期に行ったのでスタンバイの待ち時間が長かったのと、船長さんがやっつけのように早口でただセリフを言っている感じ(同乗者のアメリカ人も誰も笑っていなかった。。)、しかも船のエンジン音がうるさくてアナウンスの内容がよく聞こえなかったという感じで、私は少し残念でした。これは、あくまでも私が経験した1回のライドでの状況ですので、違った感じで楽しめる場合もあると思います。
ジャングル自体は、植物が茂っていて日本よりもっとジャングル感があるなーと思いました。
バズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン
Buzz Lightyear's Space Ranger Spin
小学生の息子が大好きですが、未就学児にはアトラクションの意味が分かってない感じです。
見たり歩いたりして楽しむアトラクション
魅惑のティキルーム
Walt Disney's Enchanted Tiki Room
待ち時間に向かったティキルームのショー。内容は全く想像ができませんでしたが、鳥たちや像、動物たちが歌う部屋でした。待ち時間もほぼなく室内で座って過ごせるので、同行者を待つ時間などに入ってみるのも良いかと思います。
プリンセス・フェアリーテール・ホール
Princess Fairytale Hall
色々なプリンセスに会えます。夜に行った際は待ち時間はゼロでした。入口が二つありそれぞれ2人ずつプリンセスに会え、お話をしたり一緒に写真を撮ったりできます。
その中には誰か分からない人も。。係の人にこの人は誰ですか?と聞いたのに、それでもよく分かリませんでした。
プリンセスの方々は独特の存在感や気品があり、素直に感動しました。
スイスファミリーツリーハウス
Swiss Family Treehouse
大きな木に作られたツリーハウスを登っていきます。登って下るだけですが、頂上からの見晴らしはよく、またツリーハウスというものに子供たちはワクワクすると思います。頂上までは116の階段がありますので、階段を歩ける子供におすすめです。
モンスターズ・インク:ラフフロア
Monsters Inc. Laugh Floor
タートルトークのような観客との対話型、お客さんいじりのお笑いライブショーなので、英語がわかる人であれば楽しいと思います。当てられたらどうしようと無駄にドキドキしてしまいます。
身長制限あり!小学生くらいが楽しめるアトラクション
7人の小人のマイントレイン
Seven Dwarfs Mine Train
身長制限:38インチ/97センチ
マジックキングダムでは一番人気と言われていて、東京のディズニーランドにはないアトラクションです。小学生の息子は、コースター系は以前は怖がっていましたが、だんだん乗れるようになってきて、マイントレインでコースターの楽しさに目覚めた!という感じです。スピードはありますが、怖すぎるということもなく子供も楽しめると思います。
スタンバイ中に樽を見つけたら回してください。キラキラと綺麗です。
トゥモローランド・スピードウェイ
Tomorrowland Speedway
身長制限:32インチ/81センチ(単独で運転するには、身長が54インチ(137cm)以上)
運転するにはアクセルに足が届く必要があり身長制限がありますが、7歳の息子でも運転ができました。保護者と一緒であれば81センチ以上であれば乗れます。
時計も見ずに遊んでいたら、ゴーカートを運転中に花火がはじまりました!!思いがけず花火を見る特等席でした。この時間は空いていたので、花火の時間を狙ってゴーカートから花火をみるのも特別でおすすめです!
まとめ
今回は、マジックキングダムの小さい子供向けアトラクションのおすすめと過ごし方を紹介しました。
小さな子供がいても、スリルのあるアトラクションが苦手でも、身長制限のない乗り物だけでも一日中楽しめます。
人気のジェットコースター系のアトラクションはやはり長時間並ぶことが必要で、皆さん気合を入れて並ぶかと思いますが、今回紹介した少し地味なアトラクション達は、混雑の時間を避けることで並ぶ時間を少なくすることもできると思います。
小さな子供達の休憩を入れつつ、家族みんなで楽しみましょ〜!