目次
アメリカで温泉?!
グレンウッドスプリングスへのアクセス
グレンウッドスプリングスの町は小さく、レストランやお土産屋さんがぎゅっとまとまっていました。
グレンウッド・ホットスプリングス温泉プール
グレンウッド温泉について
グレンウッド・ホットスプリングスは、摂氏51度の温泉が一日350万ガロン湧き出ているそう(グレンウッドスプリングスホームページより)。
この温泉を最初に利用していたのはネイティブアメリカンで、この温泉のことを「大きな薬」という意味の言葉で呼んでいたそうです。1888年に今の巨大な温泉プールが作られたということで、130年以上の歴史があります。
プールは、長さ123mのレジャー用大プールと長さ30mセラピー用プールがあり、大プールは世界最大と言われています。
私たちが行った際にはセラピー用プールは改装中でした。
入場料・設備について
入場料
※入場料は時期や曜日、祝日によって大きく変動しますので、ホームページのカレンダーで確認してください!
以下は、オフシーズンとハイシーズンの目安です。結構お高いです。
私たちが行った5月上旬はオフシーズンで安めの料金設定でしたが、寒くて長居できなかったので、夏だったらもっとゆっくり楽しめたのかもしれません。
入場料 | オフシーズンの料金 | ハイシーズン土・日など |
大人(13歳以上) | $29.00 | $42.00 |
子供(3−12) | $20.00 | $26.00 |
2歳以下 | 無料 | 無料 |
水着やタオルは持参しましたがレンタルもできます。ロッカールームにはシャワー・更衣室、施設入り口には売店もあります。
グレンウッド・ホットスプリングスには宿泊施設のロッジも併設されていて、近隣の宿泊施設に比べると少し高めです。
格調高い見た目の付帯施設のバスハウスは赤い色をしており、これはこの地域で取れる赤い砂岩を使って作られたからだそう。ちなみに、コロラド州のコロラド (Colorado) は、スペイン語で「赤」を意味するそうです。温泉プールから特徴的な赤い山肌が見え、赤い山ってなんだか異次元な感じがしました。
世界最大の温泉プールの感想
さて、温泉プールに入ってみると、温度が低いせいか「温泉」という風情はありません。プールが大好きな子供達にとってはプールそのものだと思います。
プールへの入り口から段々と深くなっていきますが、大人の肩くらいの深さがあるので、小さい子供はライフジャケットを着て浮いています。ライフジャケットはプールサイドに置いてあり無料で利用できます。
温泉の成分は、「豊かなミネラルを含む」と書いてありましたが、塩分が多くしょっぱい(豊島園の庭の湯みたいな?)、そして硫黄の匂いが少ししました。大プールの中央部分の足元からはお湯が湧き出ている感じがありました。
大プールの温度は33℃くらいでぬるいので、もう少し温めてほしいし、冬は一体どうするのだろう(寒すぎる)と疑問です。
プールに浸かっている人は、プールサイドに掴まって話をしたり、本を読んでいたり、プールのように泳いだり飛び込みをしている人も(飛び込み台があります)います。末っ子ちゃんは、ひたすらプールサイドからのジャンプを繰り返していました。
思い思いのスタイルで楽しむことができますが、長く浸かっていると、顔や皮膚がヒリヒリしてきました。おそらく温泉の成分や消毒の成分が強いのだと思います。そんなに長くは入れないなーと思いました。
子連れ旅のポイント!
温泉の成分が強めだったので、肌の弱い子供は長く浸かりすぎるのは注意です。また、上がった後によく洗って保湿することも忘れずに。
子供ゾーンとスライダー
ここには大プールだけでなく子供用のゾーンと、浮き輪を使うスライダーがあります。
スライダーは二人乗りか一人乗りの大きな浮き輪に乗り、川を下るような感じでスリルがありとても楽しかった!!楽しかったのですが、、寒かった。。
5月上旬の半袖でも過ごせる気温の日でしたが、時折吹く風が冷たく、一度温泉プールに入ってしまうと上がった後が極寒で、スライダーに並んでいる時にみんなぶるぶると震えていました。
まとめ
温泉、世界一大きいというキーワードに惹かれて、グレンウッドスプリングスまで足を伸ばしました。
今回アメリカの温泉に入ってみて、日本の温泉とは違うということも分かりました。日本人としてはもっと温度を高くしてほしい!ですが、日本でもアメリカでも温泉を楽しむという気持ちは一緒ですね。
温泉だけでなく、道中の景色も素晴らしかったので行ってよかったな〜と思えました。