【カーニバルクルーズ4】寄港地ナッソー編〜徒歩でビーチ、海賊ミュージアム!

チイ
アメリカ在住のチイです。

今回は、カーニバル・クルーズに家族で乗船した際の記事で、寄港地のナッソーでの体験を紹介します。

クルーズに家族で乗ってみたい!クルーズに興味がある!という人の参考になれればと思います。

予約から乗船前までの記事はこちら

クルーズのアプリ・オプション・船内基本情報についての記事はこちら

船内スポット・食事についての記事はこちら

目的地が急遽ナッソーに変更

ナッソーはバハマの首都で、多くのクルーズ船の目的地となっており、クルーズによる観光が大きな産業となっています。

今回、私たちのクルーズの目的地は「ビミニ(Bimini)」という小さな島でした。しかし、寄港前日の昼過ぎに「海上で発生したハリケーンの影響でBiminiには寄港許可が降りず、代わりにナッソーに向かいます」というアナウンスが。

海は大体晴れていたしハリケーンの情報も初耳だったので、寄港地変更は思ってもいなかった事でしたが、それよりもハリケーンで船は大丈夫なのか心配になりました。

ナッソーで何をする?

ビミニではビーチで泳ごうと考えていました。そのため、ツアーやオプションを申し込んだり、特別な事を考えていた訳ではないのですが、じゃあナッソーではどうしようということで、ナッソーについて検索をしてみました。有料Wi-Fiに申し込んでいたので、検索ができた事は良かった点でした。

ナッソーには、初めてのクルーズでも寄港しているので今回は2回目です。前回は子供が小さかったこともあり、街を少し歩いただけで特に何をしたということもありませんでしたが、なんとなく雰囲気は知っているので、クルーズターミナル周辺で歩いていけそうな場所を検索し、パイレーツ博物館とビーチに行く事に決めました。

船から見たナッソーの町

 

なお、行き先が変更になった後クルーズのアプリも更新され、アプリからナッソーのツアーなどへの申し込みができるようになりました。個人的には天気も悪そうだったので、ツアーはどうなのかな?と思っていましたが、ほとんどのオプションが寄港日前日の夕方にはsold outになっていました。

パイレーツオブナッソー

パイレーツオブナッソー(Pitates of Nassau)は海賊に関するミュージアムですナッソーは、海賊の活動の拠点として栄えた歴史があるので、海賊とはとても深いつながりがあります。

クルーズターミナルから徒歩10〜15分程度です。行きはベイストリートの歩道を通りました。天気が悪く雨が降る可能性もありましたが歩道はアーケードのようになっており屋根が付いていたので安心です。

 

 

Pitates of Nassau 入場料

大人………………… $13.50

子供 (age 4 – 17)… $6.75

中に入ると薄暗い中に船や人形、生活道具のディスプレイなどがあり、なかなか怖い雰囲気です。1600年代後半から1700年代半ば頃に活動した海賊の歴史や生活を紹介しています。ディズニーのカリブの海賊のような感じなので、小さい子供たちは怖がりました。

海賊については、映画パイレーツオプカリビアンで見たぐらいしか知りませんでしたが、海賊が繁栄していた時代や厳しい取り締まりを受けた時期があったこと、女性の海賊がいたこと、海賊の規律など、色々と知ることができました。

なおミュージアムの入口は、クルーズターミナルから歩いて到着して最初に見える「一見すると入口?」と思われる閉鎖された木のドアの反対側にあります。営業してないのかー?と思い帰る所でした。分かりずらいですが奥まで進むと入り口があるので気をつけてみてください!

 

ミュージアムを出た所。

 

女子二人のお気に入りのおみやげ。ドクロのリング。小さな売店があります。

 

クルーズターミナルから徒歩で行けるビーチ

地図上で調べて歩いて行けそうなビーチに行ってみることにしました。

ウェスタン・エスプランド・ビーチ(Western Esplande Beachもしくは、Junkanoo Beachという表示もありました。

クルーズターミナルからは徒歩20分くらい、パイレーツオブナッソーからは徒歩10分くらいです。

行くまではそんなに期待していませんでしたが、到着するとエメラルドグリーンの穏やかなビーチで、とてもテンションが上がりました。

砂浜はビーチチェアーで混んでいました。海はすいている。

 

天気はどんよりとした曇りでしたが、それでも海水は綺麗に見えました。

ビーチまで到着できるのか半信半疑で、「とりあえずビーチに行ってみよう」くらいの気持ちだったので、折角船に持ってきたシュノーケルセットやゴーグルも船内に置いてきてしまい後悔しました。

周りには海の家のようなお酒や食べ物を注文できるお店が沢山あり、ビーチチェアやパラソルも有料でレンタルすることができます。

そして、隣には爆音で音楽を流しているクラブのようなお店もあり少しうるさかったです。もう少し奥まで行けばお店もなくビーチも空いていたので、気になる人はもうちょっと歩けば静かに過ごせそうです。

 

サンゴ集め😆

 

帰りに、タクシーに乗りたいと思いターミナルまでの料金を聞いてみました。現金を10ドルくらい持っていたので、車で4分くらいの距離を10ドルくらいで行けるかと思ったら、一人5ドルで家族で25ドル!!と言われました。高すぎるので断念しました。

タクシーの運転手さんは携帯でナッソーのガソリン価格を見せてくれました。するとアメリカ本土のほぼ2倍。アメリカのガソリン価格もものすごく値上がりしていますが、こちらはもっと大変そうです。クルーズにより観光業が回復しつつあるとしても、なかなかに大変な状況で生活しているんだろうと想像ができます。

なお、ターミナル周辺にはタクシーが沢山停まっており、乗ろうと思えば簡単に乗ることができます。通貨もアメリカドルです。

ターミナル近くの路地。建物がカラフルで素敵です。

 

クルーズターミナルでのID提示

船に戻る際クルーズターミナルまで戻ると、船の場所まで行く前に簡易版イミグレーションのようなIDのチェックがあり、カードキーとパスポートの提示をしました。アメリカ人だったら運転免許証でいいのかもしれませんが、外国人の私たちはパスポートです。

船を降りるときにはルームキーのスキャンしかしないので、戻る時用のIDを忘れる人もいるんじゃないかと心配になりました。ナッソーへの下船時には忘れずIDを持参しましょう。

 

まとめ

急遽立ち寄ることになったナッソーでしたが、子供と歩いて行ける範囲の観光を楽しめました。寄港地でのアクティビティは特に期待していませんでしたが、白い砂と海は気持ちがよかった!!ビーチに行ってよかった〜と思っています。