今回は、3人の子供(9・5・3歳)と乗船したディズニークルーズ(Disney Cruise)についての記事です。
フロリダのディズニーワールドから1時間の場所にあるポートカナベラルから、3泊4日のバハマクルーズに乗船しました。
我が家は今回がディズニークルーズ2回目です。このブログでは、ディズニークルーズの最新船、ディズニーウィッシュ(Wish)に乗船した子連れ家族の3泊4日クルーズの経験をまとめました。
この記事では客室の様子と船内アクティビティをレポートします。
ディズニークルーズはとにかく楽しいこと、やりたいこと、見たいことが多すぎます。このブログが、色々楽しみ尽くしたい!子供がいて何かと不安!子供との楽しみ方や大人の楽しみ方を知りたい!ディズニークルーズに興味がある!という方々の参考になれればと思います。
目次
客室について
客室内の様子
我が家が予約したのは、デラックス ファミリー オーシャンビュー ステートルーム ウィズ ベランダ(Deluxe Family Oceanview Stateroom with Verandah)Category: 04A、10階の部屋です。
5人家族なので、5人一部屋で泊まれる部屋となると限られます。他のクルーズ会社でも5人一部屋を探した事がありますが、数がすごく少なくて、2部屋にしたとしてもコネクティングルームはすぐに埋まってしまって予約が難しいという印象です。それに比べるとディズニークルーズは5人以上の部屋が多くあり、難なく予約できました。(しかし、希望せずとも少し高めの金額の部屋になってしまいます。5人なので仕方がないですが。)
1回目のクルーズは、日本の両親と一緒に行ったので、4人定員のコネクティングルームを2部屋予約しました。今回のデラックス ファミリー の5人部屋はすごく広く感じ、全く不便さなどは感じませんした。
私がすごいと思った点
- バス・トイレが別!!
トイレにも鏡や手洗いがあるので、洗面台が混雑することはありませんでした。しかもベッドメイキングが1日2回あり、その度に浴室も掃除されていて常に綺麗な状態でした。
- 5人定員部屋の場合、簡易ベッドが3つ!
夜になるとソファーベッド、バンクベッド、壁面収納のベッドが設置されます。簡易ベッドは1度目のクルーズの際には、お昼寝の時間も多かったので設置したままにしてもらいましたが、今回は毎回昼はソファに、夜はベッドに替えてもらいました。
- 部屋のテレビ
映画やニュース番組を見る事ができたり、船内で利用した会計の明細やスケジュールなども見る事ができます。
映画は、ディズニーやピクサー、マーベル、スターウォーズなどが揃っていて見放題です。部屋で映画見てる場合じゃない!というのは分かっているのですが、ついつい子供と一緒に見入ってしまいました。
- 収納たっぷり
スーツケースはベッドの下のスペースに入れます。そのほかにもクローゼットや棚があり、スペースは十分でした。
子連れのポイント!
ベビーカー持って行く?持って行かない?
小さな子供がいて遠方から来る方は持って来ている方が多いと思いますが、車などでターミナルにアクセスしている方は、持って行くかどうか悩むかもしれません。1度目のクルーズは、6ヶ月児と2歳児づれで一人乗りのベビーカーを持っていきましたが、「置いてくればよかったー」と思いました。船内でベビーカーを使用したのはおそらく1回くらいで、エレベーターで移動も何かと時間がかかるのでほとんど出番はなく、部屋に置いておくとスペースを取って邪魔でした。写真を見返すとキャスタウェイケイの下船時にベビーカーで行ったようですが、トラムで移動できるので必要なかったかなと思いました。
しかし、祖父母と一緒で大人の手がたくさんあったという面もあるので一概に「不要」とは言えませんので、あくまで私個人の感想です。
部屋は何階がいい?
毎回悩む問題です。今回も明確に何階がいいという答えは出ませんでした。階を決めるに当たっては、船内移動のしやすさという自分達にとっての利便性を考えると思います。
我が家は移動はほぼ階段を使い、へとへとになる事も多々ありました(子供達が階段で行きたがるというのもありますが)。
私たちが移動したのは主に次のタイミングです。
- 夕食のレストラン(3,4F)
- デッキパーティー(11F)
- シアター(3,4F)
- プール(11F)
- 朝食や昼食のブッフェレストラン(11F)
- ディズニーオセアニアクラブ(3F)
このうち沢山の人が同じタイミングで移動するのは主に夜で、エレベーターがすごく混むので、「元気な者は階段を使おう」という考えになります。
例えば一番忙しい2日目の夜の場合、部屋(10F)→夕食(3F)→デッキパーティー(11F)→シアター(3F)→デッキパーティー(11F)→部屋(10F)という流れでした。
部屋は10Fだったので、レストランとシアター前後には下の階の方がよかったかなーと思ったり、プールやパーティの際には楽ちんだなーと思ったり。どこに一番居ることが多いかなと考えると良いかと思います。もちろん、ちょっとずつ早めの行動などで大多数の人と動きをずらすという方法もあると思いますが。ちなみに、日中にエレベーターが混むことはあまり無いと思います。
その他の要素といえば、高い位置か低い位置か?船は大きくて高層なので高所恐怖症の人は10Fの客室は怖いかもしれませんが、それ以外、考慮するほどの事はないかと思います。
デッキの真ん中・前後どの位置がいいのか
今まで3度クルーズ船に乗りましたが、揺れに関しては前だから・後ろだから揺れるというのは私は分かりませんでした。(カーニヴァルクルーズに乗った際には、ハリケーンの発生により船酔いするほどの結構な揺れを経験しました。)
ただ、エレベーターと階段に近い部屋の方が移動距離が短くなりスムーズなので、私はいつもその点を意識して選んでいます。
船内アクティビティ
クルーズアプリ
まず、ディズニークルーズのアプリは忘れずにダウンロードしておきましょう!船内では、無料のWi-Fiでクルーズアプリを使う事ができます。アプリではイベントのスケジュールを確認したり、食事の場所やメニューを見たり、ランドリーなどの利用の際は通知も受け取る事ができます。
プール
デッキ中央に浅いものから深いものまで複数個あり、小さな子供は必ず指定のライフジャケットを着用します。
小さな子供用のスプラッシュゾーン(6歳まで利用可能)は、12階にあり保護者の同伴が必要です。
プールデッキではずっと映画が流れているので、プールに入りながらや椅子に座って見ているとついつい時間を忘れてしまいます。
アクアマウス
船上に見えるチューブのウォータースライダーがアクアマウスです。最初に映像があるのですが日によって違った内容でした。いつも行列ができていますが、空いているタイミングで息子はトータル5回くらい乗ったと思います。
一番空いていたのは、キャスタウェイ・ケイの日の朝で、9時過ぎくらいにプールデッキに行ったら全然人がいませんでした。5組くらいの待ちでアクアマウスに乗れて、その間待っている娘たちもプールを2人じめでとてもいい時間でした。海に行く前にプール!おすすめです!
頻繁に故障や点検でクローズされるのですが、近くのプールにいて再開されそう!というタイミングで行ったら20分くらいで乗れました。混雑している時に乗ろうとすると、1時間から1時間半くらい待つかもしれません。
オセアニアクラブ
オセアニアクラブはキッズクラブで、3歳から12歳までが子供だけで過ごせるスペースです。乗船時にもらった子供のリストバンドは、ここの受付でアクティベイト(有効化)します。
息子曰く、「中はとても広い」そうで、いろいろな遊ぶスペースがあるそうです。
9歳息子はチェックインとチェックアウトを保護者なしで自分だけですることもできます(親が選びます)。小さい子供は保護者が連れて行ってピックアップも必要です。ピックアップの際には自分で設定したパスワードをスタッフの方に伝えます。
沢山の人がピックアップしたい時間帯、例えば夕食の前、ショーの前などはピックアップの列ができ時間がかかりますので、時間に余裕を持って行った方がよさそうです。
子連れのポイント①
社交的でこういった場に慣れている子ならすんなり行ってくれるかもしれませんが、我が家の5・3歳児は行きたがらず、3日目の夜にやっと行けたという状況です。夕食のテーブルが一緒だった日本人家族の方は、一人っ子の小学生を預けて10分後に、キッズクラブから「迎えに来て(子供が帰りたがっているので)」と連絡を受けたそうです(クルーズアプリで通知があります)😅
アセアニアクラブでは「オープンハウス」という時間を設けていて、親も中に入って子供と一緒に施設を見学する事ができるので、オープンハウスにみんなで行っておけばよかったーと後悔しました。きっと中を見たら子供もその楽しそうな雰囲気で行きたがるかなと思います。
ちなみに、最終日には一緒のテーブルだった日本人の子と我が家の3人とみんなで一緒にキッズクラブに行って遊んできました。とっても楽しかったようです!
子連れのポイント②
キッズクラブで利用する子供のリストバンドは無料ではありません。約13ドルのデポジットがかかっているので、3日目の夜までにキッズクラブのカウンターで返却しましょう!記念に持って帰りたいという方はそのまま持って帰ってOKです。
託児所「it’s a small world nursery」
船内の託児所「イッツ・ア・スモールワールド・ナーサリー」は、6ヶ月から3歳までの子供を預かってくれます。
私は1回目のクルーズの際に利用しましたが、特筆すべきは、利用料金の安さだと思います。
- $4.50 per half hour for the first child
- $4.00 per half hour for any additional children in your family
アメリカでこんな値段で預けられるなんて普通はありませんよね。私は1回目のクルーズの際食事の時間に預けたりしました。子供の様子は、「泣いてるけど大丈夫」とか「寝たよ」とかテキストで送ってくれます。乳幼児がいる家庭はぜひ、大活用すべき施設です!
室内の遊べるスペース「ヒーローゾーン」
ヒーローゾーンという、室内のスペースがあります。ここは通常はバスケットコートでバスケットをしたり、様々な卓上ゲームや卓球台で遊んだりする事ができますが、2日目の午後にミスターインクレディブルがテーマの障害物コースが出現していました。
子供も大人も、靴下を履いていればできます。スタッフの方に聞くと、3日目には無い、今日だけと言っていたので機会があったら行ってみてください。
ビンゴ大会
ディズニークルーズにはカジノはありませんがビンゴ大会はあります。息子とパパが参加してきました。
参加費として50ドルを払い(最低40ドルかららしいです。)電子端末を受け取ります。なんと息子がビンゴで1位になり、賞金$144ドルをゲットしました!!(同じ順位の人が複数人いると賞金を分けます。)
端末が同期しているので自動で番号をチェックしてくれるそうなので、本当に運任せですが、家族でチャレンジしてみるというのも良い経験かもしれません。
キャラクターグリーティング
ディズニーキャラクターと簡単に出会えて写真を撮ったりする事ができる事が、パークとは違うディズニークルーズの大きなポイントでもあります。アプリでグリーティングの日時と場所を調べる事もできますし、我が家は(そんなに計画的でもないので)通りすがりに見かけたら、一緒に写真を撮ったりしてもらいました。
なお、「プリンセスギャザリング」という、4人のプリンセスに会えるグリーティングは事前予約が必要です。無料ですがとっても人気があるようで、私がクルーズを予約した時点ではもう空きはありませんでした。でも、通りすがりに美しいプリンセスを見れただけで嬉しい気持ちになりました。プリンセスの力、素晴らしいです!
船内設備
ランドリー
8Fにランドリールームがあります。一度目に乗った時は、客室の途中の狭い場所がありなかなか空いていないという印象でしたが、ウィッシュのランドリールームはとても広くて綺麗です。
洗濯機と乾燥機があり、衣類を入れてルームキーをタップし(1回3ドル)洗濯や乾燥のオプション(温度、時間など)を選びスタートします。終わる頃にアプリに通知が来るのでとても便利です。ここで洗剤を買うこともできます。
船内のランドリーを利用した事で家に帰った後、洗濯物が割と少なかったのが地味に嬉しい事でした。
写真購入
船内にはカメラマンがいて、食事や下船時、パーティなどいろいろな場所で撮影しています。撮影してもらう際には部屋番号を伝えます。フォトパッケージを申し込まなくても、船内にある端末( photo kiosk)で撮った写真を確認、購入する事もできます。我が家は1枚だけ購入してきました(1枚20ドル)。購入した写真は、マイページの「My cruise Photo」からアクセスしてダウンロードする事ができます。なお、写真の確認はついつい忘れがちですが、フォトパッケージを申し込んでいない場合、下船後に写真を購入することはできませんのでご注意を!
まとめ
船内の客室とアクティビティについて記載しました。客室は船内であることのデメリットを感じさせる事のないほど機能的で充分な広さがあり清潔でした。やはり新しい船は「色々な部分が改良されていて、かつ綺麗」で快適です。
船内でのアクティビティは、自分が経験したもの以外にもたくさんあり、3泊のクルーズでは全く足りない!といった感想です。ディズニークルーズは、子供ももちろん楽しんでいますが、それに負けないほど大人も楽しめる、エンターテイメントに溢れた船内です!