今回は、カーニバル・クルーズに家族で乗船した際の記事で、船内の子供と楽しんだスポットや食事について紹介します。
クルーズに家族で乗ってみたい!クルーズに興味がある!という人の参考になれればと思います。
予約から乗船前までの記事はこちら!
クルーズのアプリ・オプション・船内基本情報についての記事はこちら!
目次
クルーズスケジュール
今回のクルーズの行程は、4ナイトクルーズで寄港は1日だけです。
- Day1:16時出航
- Day2:一日中航海
- Day3:ナッソー寄港(天候により急遽ナッソーに変更)
- Day4:一日中航海
- Day5:朝下船
このクルーズは、1箇所しか寄らないのでクルーズ代金が安いという側面もあります。
私たちは、船の中で楽しんでのんびり過ごすことが大きな目的でもあったので、寄港地が少ない事は特にデメリットには感じていませんでした。しかし、航海の途中で近くに発生したハリケーンの影響で雨が降ったり、海も大しけになり揺れて船酔いしたり、そういった状況になった事でもっと寄港して停泊するスケジュールが良かったなと思いました。
最終日は、朝の7時に下船が始まり9時までには全ての乗客の下船が完了します。下船日は月曜日だったのでパパはこの日、お仕事に向かいました。下船日を観光や仕事や休息で有意義に使えるのもクルーズの魅力に感じます。
船内の子供と楽しむスポット
プール
船中央にプールがあり、船尾には3つのウォータースライダーと小さな子供向けのスプラッシュゾーンがありました。4歳と3歳の娘はスプラッシュゾーンの滑り台を永遠と滑り続けていました。
ナッソーに寄港した際に隣に停泊したカーニバルクルーズ船には、ウォータースライダーがありませんでした。それを見て息子は、「こっちの船で良かった〜」と言っていました。どんな設備が付いているかは、船によって違いがあるようです。
プールの水は冷たく、ウォータースライダーに並ぶと風も受けて寒そうでした。
プールエリアはオムツの取れていない子供は使えないルールなので、プール用のおむつを付けているとスタッフの人に注意されます。
プールで冷えたら、船中央のジャクージに入ります。ジャクージであたたまってから部屋まで帰ればそんなに寒くありません。
アトラクションエリア
デッキにはバスケットコートやビリヤード、卓球台などがありいつも若者で賑わっていました。
SkyCourseという、安全ベルトを装着して綱渡りをするようなコースがあり、息子とやってみました。結構な高さがあり、安全ベルトがあっても怖い、そしてちょうどその時、船は天気の悪いエリアに突入しようとしていたので、強風も吹いていました。
私は1周でやめましたが息子は2周目へ。数分のうちに急激に天気が悪くなり、雨と強風で息子は途中の柱に捕まっていないと吹き飛ばされそうです。このアトラクションは閉鎖になり、コースの風の強い進行方向へは行かず引き返して戻ってきました。コース上で立ち往生していた女性も泣きそうになって帰ってきました。山の天気は変わりやすいと言いますが、海上の天気もコロコロ変わるので注意が必要です。
ゲームセンター
船内にゲームセンターがありました。1ゲーム数ドルの課金制で、ルームキーを通すことで使えます。ルームキーは全ての乗船者が持っているので、子供のカードにもクレジットカード機能を付与していれば、子供だけでもここで課金して遊べます。大きめの子供たちは、親なしで遊んでいました。(自分だったら子供にいくら課金されるか心配です。)
普段ゲームセンターなどは身近にはないので、こういった所でドライブシュミレーターやエアホッケー、UFOキャッチャーなどの遊びができた事が楽しかったです。
映画やデッキでのイベント
船上デッキの大画面で映画の上映がありますが、そんなに多くはありません。そして、子供向け映画はおそらく「エンカント(邦題:ミラベルと魔法だらけの家)」の1つだけでした。娘たちが大好きなので、しっかり見て楽しみましたが、子供向け映画の上映がもっとあったらいいな〜という感想です。
映画の上映以外には、DJが音楽をかけたりダンスレッスンがあったり、ノリノリの雰囲気の時間もありますが、大概の時間はみなさんデッキで日光浴といったのんびりした雰囲気です。
ショー
2日目と4日目の夜に2回ミュージックショーがありました。キャストは男女グループの同じ人たちで、1回目は、70年代・80年代のロックの有名曲をそれぞれが歌ったりハモったり。2回目は70年代の有名曲を派手な衣装やパフォーマンスを交え歌うというものでした。
普段子供と一緒にショーを見に行くというのはなかなか難しいので、こういった場所で気軽に見れたことがとてもいい経験でした。子供たちもとても楽しんで食い入るように見ていました。
その他にはトークショーもありましたが、私たちの英語レベルでは楽しめないので行きませんでした。
その他、一般の人のカラオケ大会もありました。自分の歌いたい曲をリクエストして、自分の番になったら前方中央に行き歌います。5歳くらいの女の子も歌っていました。次回の乗船時は私たちも!英語の曲を練習しておこうと思いました。
キッズクラブ
カーニバルクルーズのすごい点の一つに、無料のキッズクラブがあります。2歳からの子供たちを無料で預かってくれるのですが、現在はコロナワクチンを打った子供しかキッズクラブに参加することができません。そのため、5歳未満のキッズクラブは無し、、😭
我が家の場合長男は参加できますが、下の2人は参加することができないので、結局のところ、全員預けられないのであればあまり利用価値が無く、息子が1度利用しただけでした。
30分か1時間ごとにさまざまなプログラムが用意されていて、みんなで遊んだり、アートをしたりするようですが、息子が行った時間はゲームなど、各々好きな事をするという時間でした。年齢の区分が細かく分かれているので、同年代の子供達と遊べるというのは良い点だと思います。
キッズクラブの区分と年齢
- Camp Penguins : 2-5 (現在は無し)
- Stingrays : 6-8
- Sharks : 9-11
- Circle C : 12-14
- Club O2 : 15-17
コロナが落ち着いて制限がなくなる、もしくは子供達全員ワクチンを打って参加できるようになったら、子供達を預けて大人だけの時間やスペースを楽しみたい!という気持ちもあり次回以降に期待です。
大人の空間
カーニバルクルーズはもちろん子連れでも楽しめます。ですが、子供の入れない大人だけの空間という場所もあります。
カーニバルクルーズにはカジノがあり、カジノスペースは誰でも通り抜けできますが、もちろん大人のスペースです。また、上段デッキのプールとチェアは子供NGです。主にカジノ関連か深夜のイベントやショーなどでは年齢制限があるものもあります。
食事は「いつも何かしら食べることができる」
デッキ付近の食事スペース
船上のデッキにアクセスできるエリアに、ブッフェやピザやサンドイッチなどの食事を基本的にいつでも食べれるスペースがあります。
それぞれのお店は空いている時間が異なるので、時間によって食べれるものは変わりますが、行けば「何かしら食べれる」という安心の場所です。
朝ご飯や昼食の時間にはブッフェが。昼食の時間には釜で焼くピザ、有名なハンバーガーショップ、タコス、中華、パスタなどのお店、午後にはデザートのブッフェなどがありお腹を空かせている暇がないほどです。
ジュースとコーヒーはいつでも飲め、ソフトクリームも24時間食べれます。
ハンバーガーショップ「Guys Bueger」は、事前にYoutubeなどを見て予習をした際に、人気で並ぶのでいつ食べるべき!などの指南がありましたが、私は毎回並ぶ事もなくすぐにオーダーできました。自分でたくさんトッピングを付けれるので、カスタマイズして食べるのも美味しいです。
メインとなるダイニングルーム
主に夕飯などを食べるダイニングルームは決まっていて、毎日同じ場所です。
もちろん夕食もどこで食べてもいいのですが、ダイニングルームはちゃんとしたレストランで、オーダー毎に調理された質の良いものが食べれる空間です。
食事に行く前にアプリから予約すると5分程度で席が用意され、レストラン入り口で席番号を伝えるとすぐに案内してもらえます。
メニューは日替わりですが、3割くらいは同じメニューもありました。一人づつ前菜・メイン・デザートを一皿ずつオーダーしました。
初日は提供される分量が分からなかったので、前菜もメインもシェアすることを前提に少なめに頼んだら、食べきりサイズで、全員分ちゃんとオーダーすれば良かった!!と後悔しました。(一人一品づつということもないので、何品でもオーダーはできます)
前菜はサラダやスープ、魚介など、メインはステーキや魚、パスタ、べジタリアン対応のメニューもあります。
前菜とメインだけでは少ないと感じるかもしれませんが、デザートもくるし、もしお腹がすけば別のところで食べればいいしという安心感もあります。
ここでは、スタッフさんによるショータイムがあり、スタッフさんがダンスを踊って盛り上げてくれます。
夕方から雨が降りデッキなどでのアクティビティができない日がありました。その際、乗客の行動パターンが同じになったことで、夕飯時のダイニングルームはものすごく混んで、食事の提供に時間がかかっていました。天気の悪い日などは時間をずらしたり、別の食事スポットへ行くなどの検討が必要だなと思いました。
メインダイニングルームでは夕食だけでなく、朝食やブランチも食べれます。ブランチで食べたフレンチトーストは絶品でした。
また、魚とサラダやケールなどの野菜をワンプレートで取れるメニューもあり、ついつい食べ過ぎがちな船上生活で、栄養のバランスの良いちゃんとしたものを食べれて整うなーという感じでした。
有料のレストラン
無料で食べれるレストランの他に、有料のレストランもあります。中華、イラリアン、日本食、ステーキの4種類があり、それぞれ追加料金が決まっていたり、メニューによって料金を払ったりするシステムです。乗船前にマイページから予約もできますし、乗船後もアプリから予約ができます。
子供達がお寿司が好きなので、日本食レストランでお寿司を食べようか何度も迷いましたが、メインダイニングのご飯には満足していたし、お腹が空いたらブッフェなどを食べに行けばいいとなると、なかなかチャンスがないまま行きませんでした。
有料レストランは他に比べとても空いていて静かな空間だったり、大人の高級な雰囲気だったりで、そういった雰囲気と少しの追加料金で美味しい食事を味わいたい!という人には有料レストランでの食事も良いと思います。
まとめ
子供達が船内で一番好きな場所はプール(スプラッシュゾーンとウォータースライダー)でした。暖かい日差しの中、いつでも思いっきり水遊びができるのはいいですね。
食事はいつも食べれて、美味しくとても満足度が高かったです。特に、メインダイニングは素敵な雰囲気のレストランですが、小さい子供がいても全く気兼ねなく美味しい食事を食べれたというのは親の私にとってはとても嬉しい事でした。