今回は、3人の子供(9・5・3歳)と旅行したニューヨーク(New York)についての記事です。
このブログでは、ニューヨークのマンハッタン島とブルックリン地区、ニュージャージー州で我が家が子連れで観光を楽しんだ話題のスポットや観光名所などの以下の場所を紹介します。
- サミット・ワン・ヴァンダービルト
- メトロポリタン博物館
- 自由の女神が見える公園
- MoMA PS1
- ブルックリンのベーグル屋さん
- ニュージャージー州のミツワ
今回、2回めの子連れニューヨークですが、前回ちゃんと下調べをして行かずにあまり楽しめなかった経験から、今回は事前に行く場所を調べて行きました。普段は地方に住んでいるので、慣れない都会で子連れで過ごすのは少し大変ですが、その分最新のもの美味しいもの面白いものが沢山あり、色々な楽しみがあるのが都会の魅力だなと改めて実感しました。
目次
サミット・ワン・ヴァンダービルト
サミット・ワン・ヴァンダービルトとは?
マンハッタンに2020年にオープンしたワン・ヴァンダービルトという超高層ビルの展望台が「サミット・ワン・ヴァンダービルト(SUMMIT One Vanderbilt)」です。
場所はグランド・セントラル駅の隣で、駅構内からも繋がっています。
高いところから景色を眺めるのが展望台ですが、ここはその高さや景色を利用したアート空間といったスペースです。
展望台に行くまで
まず、週末の場合チケットは事前に予約した方が確実かと思います。金曜日に土曜日のチケットを検索したところ、30分刻みで販売されているチケットがほぼ売り切れていました。特に夕方から夜は全て売り切れていたので、夕暮れから夜景の時間が人気のようです。
私たちはチケットをオンラインで購入して日曜日の午前中に行きましたが、行列ができていてエレベーターに乗るまでには30分以上かかりました。
セキュリティの面からか、全ての来場者は顔写真を撮影します。自分で機器を操作しますが日本語も選択できました。
ホームページには来場の際の注意点が書かれています。
- サングラス持参を推奨
- ズボンで
- 歩きやすい靴で
サングラスは現地に置いてあるので借りることができます。ズボンは必須だと思います。全来場者は床面保護のため靴カバーをするので、スニーカーなどが良さそうです。
エレベーターに乗る前の空間、エレベーターの中、エレベーターを降りて展望台に行くまでの間の空間と、全て光や色や音の演出があります。
展望台の空間
はじめは床を歩くのが怖くて躊躇しましたが、3分くらいすると慣れました。ここで見るのは外の景色だけではなく床や天井、壁面です。全ての面が鏡張りになっており、自分が宙に浮いているような不思議な感覚になります。
サミットは、ケンゾーデジタル(Kenzo Digital)さんという方がプロジュースしており、その一角には草間彌生さんの作品の空間もあります。最後にはカフェがあり、お酒などを飲みながらゆったりすることもできます。
鏡張りのビルの中という構造上結構眩しいです。特に小さい子供ほど光を見てしまったりするかもしれないので、サングラスをした方が良いかと思います(ワンサイズですが1階で自由に借りれます)。
週末ということもあり混雑していましたが、子供も大人もすごく楽しめて本当に素晴らしい場所でした。展望台からの景色も綺麗ですが、それだけでなく、反射を利用して見る都会だったり、建物の中に映り込む自分達だったり、今まで経験したことのない刺激的な経験でした。おすすめです!
サミット・ワン・ヴァンダービルト基本情報
料金
- Adult(Ages 13+) Starting at$39.00
- Youth(Ages 6-12) Starting at$33.00
- Children 5 and under visit free
行き方
グランドセントラルステーションのメインコンコース階からサミットの入場口に繋がる通路があります。
車の我が家は「メットライフ・ビルディング」の駐車場を利用しましたが、駐車場のビルとグランドセントラルステーションが繋がっていて、外に出る必要がなくとても快適でした。
駅の外に出てしまっても、駅の古い建物の外観も素敵なので一見の価値があります。1階のビル入り口からすぐ地階に降りて行けばOKです!
ホームページ
メトロポリタン博物館
メトロポリタン博物館の見どころ
ニューヨークのメトロポリタン博物館 (The Metropolitan Museum of Art) は、世界でも有数の美術館の一つであり、世界中から集められた約200万点に及ぶ芸術作品を所蔵しています。
古代エジプトや古代ローマ、ヨーロッパのルネサンスやバロック、アジアの美術、アメリカの芸術など多岐にわたるテーマがあります。
特に、古代エジプトの展示には圧倒されました。The Temple of Dendur(Gallery 131)は、古代エジプトの神殿が再現されています。どうやって持ってきたの??と疑問に思わずにはいれない規模です。エジプトから寄贈され、解体されて660個の木箱に詰められ船で運ばれてきたそうです。凄すぎる。
博物館の建物の一番端側の展示室に行くと、吹き抜けで外から光が入る大空間の展示があり、とても素敵です。
2階のEuropean paintingsヨーロッパ絵画には有名画がどっさりです。
仏教美術のコーナーも充実しており、巨大な仏像やインドや中国、朝鮮半島などの地域ごとの仏像や仏教美術の展示があり、普段見ていた日本の仏像とは、顔立ちや振る舞いが違っていて、仏教の伝播の流れを実感しました。
館内にはカフェがあり、軽食やお酒も売っています。館内を長い距離歩き回っているので、歩き疲れての一休み(で乾杯)は最高な時間でした。でもすごく高いです。
基本情報
チケット
駐車場
メトリポリタン美術館には併設の駐車場があります。
ホームページ
自由の女神が見える公園
ニューヨークといえば、「自由の女神」ですが、実際の自由の女神はリバティー島(Liberty Island)という島にあり、フェリーに乗ってアクセスする必要があります。しかし、小さい子連れだとフェリーで移動するのが大変だったり、観光の予定が詰まっていてなかなか時間を取れない場合もあると思います。
でも、見てみたい!という我が家は、マンハッタン島南端のバッテリーパークに行きました。ここは、自由の女神へのフェリーが発着する場所ですが、「遠くにちっちゃくでよければ」ここでも見えます!!
MoMA PS1
MoMA PS1は、ニューヨークのMuseum of Modern Art(MoMA)付属のアートセンターで、ニューヨーク市クイーンズ区ロングアイランドシティにあります。
展示の内容は実験的で先進的と表現されますが、私たちが行った際に行われていた展示は、どれも「これは、、なんだろう?」と言う感想のものばかりでした。この作品を作ったアーティストは私とは違う感覚、世界を生きているのかなと思うようなパラレルワールドで、どれもこれも分からなすぎるけど、この雰囲気好きだなーと言う芸大の学祭に来たようなワクワク感がありました。この場所は1800年代後半に建てられ廃校になった公立学校(Public School 1)の建物を利用しているそうです。施設名のPS1は、パブリックスクールの意味だったんですね。
私たちが行った日はちょうど、オープンハウスという入場無料の日でした。ニューヨーク在住の人はいつでも無料だそうです。ここでは音楽イベントなども行われたりするようなので、ニューヨーカーの憩いの場、集いの場として最高だなと思いました。
入場料
- Adults $10
- Students with ID $5
- Children 16 and under Free
- New York Residents Free
ホームページ
ブルックリンのベーグル屋さん
ブルックリンのベーグル屋さん、Brooklyn Bagel & Coffee Company(ブルックリンベーグル&コーヒーカンパニー)で朝ごはんを買いました。ラガーディア空港から車ですぐのAstoria-Ditmars店です。
お店にはお客さんが絶えず入ってきて、皆さん地元の常連さんといった感じで、店員さんに「いつもの紅茶にクリームと砂糖多めね!」などと注文を覚えられてる人もいて、映画とかで見たニューヨークっぽい一幕だなと思ったり。
そんなローカルな雰囲気の中で、私はというと、どうやって注文したらいいのか分からず、少し手こずりながら注文しました。(学生の頃にベーグル屋さんでバイトするほどベーグル好きでベーグルサンドにも詳しいのですが、、、)ベーグルの種類と中に挟む内容を選び注文します。
ベーグルはすごく大きくて半分で十分なくらいのサイズです。サンドイッチもクリームチーズサンドもとっても美味しかったです。
ホームページ
Brooklyn Bagel & Coffee Company
ミツワ
ニュージャージー州のミツワに行ってきました。我が家は都会に行くといつもラーメンやお寿司などの日本食を食べます。住んでいる地域には美味しい日本食は無く、ましてや日系スーパーはお隣の州まで行かなければありません。ということで、日本スーパーのミツワは我が家にとってはワクワクが止まらない旅行の目的地でした。
店内に入ると、興奮して「マジかよ!!」と思わず言ってしまう内容でした。きのこ類など日本の野菜もたくさん売っているし、干物とか豚の薄切り肉とかメロンパンとか売ってるパン屋さんとか、ここ日本じゃん、うわーすごーいの連続でした。ちなみにパパは焼酎を買ってるんるんで帰ってきました。
セントラルパーク
マンハッタンの中心に位置するセントラルパークで芝生に座ってランチを食べようと思ったら、冬は芝生の養生のため芝生には入れないようです。(入れる場所もあるかもしれませんが)
パーク内は犬を散歩している人がすごく多いのですが、普段住んでいるアメリカの住宅街で見かける大型犬や雑種などの犬種ではなく、毛が長かったり小型犬だったり珍しい犬種だったり、まさに映画「Pet」の世界でなるほど!と思いました。そういった違いを知って映画の背景を理解できるようになるのも旅行の楽しみかなと思います。
駐車場について
小さい子供がいるので(治安の面でも)ニューヨークを車で移動しました。その際問題になるのは駐車料金の高さです。
無計画で行った前回は、駐車場探しや駐車料金の高さにびっくりし、気持ち的にあまり楽しめなかったなという苦い経験があったので、今回は事前に行く場所と大まかな駐車スポットを決めて行きました。
というのも、駐車場は停める時間が長い方がお得になることが多いです。例えば最初の1時間は20ドルでも、2時間だったら30ドルといった感じです。細かく車で移動するより、長めに駐車し駐車場の周りで何箇所か観光スポットを見つけると経済的かと思います。
また、駐車場はアプリで予約するのがおすすめです!今回は、駐車場アプリのParkwhizを使って駐車場を予約しましたが、アプリでは予約なしの場合より駐車料金の割引がある場所も多いのでおすすめです。
最後に、車で行く場合には駐車場代の高さをあらかじめ理解し、旅行の必要経費と割り切ることも大事かと思います。(最初に行った時はアメリカ生活も間も無く、この点を分かっていませんでした。)アメリカの地方在住の方はこれだけで相当気持ちが楽になると思います😅
まとめ
ニューヨークは大都会で、新しいもの面白いもの美味しいものが目白押しで、短期間の滞在でしたが本当に楽しいと感じる街でした。
特にアートの面で、街中にアートが点在して、そこに人が集まりアートの文化を作っているという感じがありました。ニューヨークに行くことで、既存のものではない新しいもの、自分とはかけ離れた感覚のもの、歴史上の最高の作品などなど、色々と見たり触れたりできたことはワクワクで本当に面白い経験でした。そして、まだまだ見るべきところがあります。
子供達も高いビルの景色や最新の施設を楽しんでいました。アメリカに引っ越して、地方の住環境や自然が最高だなーと思っていましたが、たまに都会に行くと都会の良さも再認識します。そんな滞在でした。