【ブルースプリング州立公園】マナティマナティマナティ!

チイ
アメリカ在住のチイです。

フロリダ州のブルースプリング州立公園では野生のマナティを見ることができます。フロリダのディズニーワールドからもそれほど遠くないので、オーランドに行く際には立ち寄ってみることをお勧めします!

ブルースプリング州立公園の基本情報

アクセス

オーランド国際空港からは約1時間、ディズニーワールドリゾートからも同じく1時間で到着します。

入場料

車一台(2〜8人)につき $6

開園時間

朝8時から日没まで(356日)

マナティ保護区

ブルースプリングは湧水のため、水温は年間を通してだいたい73度(23℃)で、冬の間マナティが暖かい水温を求めてやってきます。その為、マナティの保護区に指定されており、11月中旬から3月までの間、水泳、シュノーケリング、スキューバダイビング、ボート遊びを含むすべての水関連アクティビティが禁止されます。

州立公園内できるアクティビティ

公園内でのキャンプ、ハイキング、ピクニックなどができます。冬のマナティがいる時期以外は、水泳、シュノーケリング、スキューバダイビング、ボートなどのウォーターアクティビティも可能です。

 

Blue Spring State Park ホームページ

https://www.floridastateparks.org/parks-and-trails/blue-spring-state-park

マナティとは?

 

マナティは水生哺乳類で、河川や湖、河口沿岸に生息し、海草や水草を食べます。生息数が減少したためワシントン条約で保護されています。

 

似た見た目の動物の「ジュゴン」は、主に海に住み海底の海藻を食べる、尾ひれの形が違うといった違いがあります。

 

マナティの尾ヒレは丸い。ジュゴンの尾ヒレはイルカのような三角で違います。

 

マナティいるかな?

公園の入り口ゲートには、その日の公園内のマナティ数が書かれます。

初めて行った際には、マナティいるのかな?見れるのかな?といった思いで出かけていきましたが、予想以上にたくさんいるマナティに圧倒されました。今まで2回行きましたが、12月は400頭くらい、2月は200頭くらいいました。2022年の1月には663頭のマナティがカウントされた日があり最高記録だそうです。2月下旬くらいになると、数頭しかいない日もあるようです。

駐車場に車を停めて川沿いに行くと、3メートルから4メートルになる巨大な生き物がゴロゴロと沈んでいて、時たま呼吸をするために水面までやってきます。その姿は丸々としていてとても可愛らしく、そして圧巻です。当たり前ですが日本では見たことの無い光景で驚きました。

川の中の黒い影がマナティです。

 

親子のマナティ

 

子供のマナティが大人のマナティにつかまっていました。

 

公園内は、川沿いに遊歩道が整備されており、歩きながらマナティを眺めることができます。水面近くまで迫り出している場所もあるので、そこでは足元すぐにマナティや魚を見ることができます。

 

公園内の遊歩道

 

湧水でとても透明度が高いので、マナティはいなくても夏に来て泳いでみたいと思いますが、一方で、ロングノーズガーやフロリダガー、亀など巨大な魚もたくさん泳いでいるので一緒に泳ぐのは少し怖いなーと思いました。

公園内には子供の遊具やピクニックテーブルもあるのでランチを食べるのにも良さそうです。

子供と一緒に訪ねてみることをお勧めします!