【アメリカンフットボールNFL観戦】大迫力のスタジアムで子連れでNFLを見る

チイ
アメリカ在住のチイです。

今回は、アメリカンフットボール(NFL)の試合を3人の子供(8・5・3歳)と見に行った際の記事です。チケットの買い方やスタジアムの様子、我が家の失敗談をお伝えします。

NFLとは

NFL(National Football League)はナショナル・フットボール・リーグの略で、アメリカで最上位のプロアメリカンフットボールリーグです。

全米に32チームあり、北米4大プロスポーツリーグ(アメフト、バスケ、野球、アイスホッケー)の中で最も人気が高く、レギュラーシーズンの1試合平均観客動員数は67000人以上、特に優勝決定戦のスーパーボウルはアメリカ最大のスポーツイベントで、毎年の年間最高視聴率を記録するなど極めて注目度が高いスポーツです。

我が家もアメリカに来てから毎年欠かさずテレビでスーパーボールを見ています。試合だけでなく、合間に流れるCMもハーフタイムショーも世界最高レベルで面白いです!!

チケットについて

買い方

ノースカロライナのシャーロットにある、Bank of America Stadiumでの試合を見にいきました。カロライナパンサーズ(Carolina Panthers)のホームゲームで、相手はニューオーリンズセインツ(New Orleans Saints)の試合です。

NFLの試合は、チケットマスター(ticket master)がチケット販売のオフィシャルサイトになります。各チームサイトやスタジアムのサイトからチケットページをクリックすると、チケットマスターのサイトにつながります。

日にち、金額、枚数、シート位置を選択して購入できます。

チケットマスターは、チケット料金の他に「Order Processing Fee」、「Service Fee」、「税金」がかかります。特に、Service Feeは、イベント毎にパーセンテージが違っているようで、NFLのチケットは10%でしたが、NBAのチケットを購入した際には25%でした。ということで、会計時には当初の予想より高額になる事が多々あります。

今回はチケットを購入した際に駐車場も一緒に購入できました。購入可能な駐車場のリストが提示されるので、購入したいものを選び、チケットと一緒に会計をしました。

スタジアムはシャーロットのダウンタウンにあります。背後には高層ビルが建っています。

 

当日

チケットを購入するとメールに情報が送られてくるので、チケットは携帯のウォレットに入れておくと安心です。当日、入口で携帯の画面を掲示して入場します。

駐車場を購入した場合にも、メールでQRコードが送られてくるので駐車場入口で提示して入場します。

駐車場のQRコード。駐車場入り口で提示します。

 

Carolina Panthersの試合を見る

NFLを見に行く事はアメリカにいるうちにやりたかった事の一つです。プロスポーツの迫力や試合のエンターテイメントの側面、アメリカの文化としての側面を見たいという考えがあります。とはいえ、NFLのチケットは高額です。。。我が家が奮発して購入したチケットは、、一番安い席です!でも最安でも52ドルでした。NFLのチケットは本当に高いです。しかもシーズン終盤になるとどんどん高くなるようなので、経験的に見に行きたいという人はシーズン初めに行く事をお勧めします。

座席からの景色はこんな感じです。

直接目で見えないこともないけど、大画面があるのでモニターでみる事がほとんどでした。

試合会場のバンク・オブ・アメリカ・スタジアム(Bank of America Stadium)は、74000席もあるそうで大きさが半端ない。こんなスタジアムが最低でも全米に32チーム分あるなんて、アメリカの規模恐るべしです。。そして、チアリーダーの中には男性もいます。さすがアメリカです。

バンク・オブ・アメリカ・スタジアム

 

チアリーダー

 

選手が座るベンチは特別仕様です!冷暖房が付いているのかな?

 

日本のようにホーム・アウェーで応援の人が座る場所が決まっているわけではないので、ほぼホームファンの中に、ちらほらとアウェーチームのファンが座っていて、それぞれ臆せずに大きな声で応援しているという状況です。

ホームチームを応援する際に、「Bang your seat」「Stomp your feet」といった聴衆を煽る文言が出てきます。そうすると、皆椅子を叩き音を出しますが、日本だったら「物を大事にしなさい」と怒られるなーと文化の違いを感じるポイントでもありました。

通路に出ると、ビールや軽食の売店がたくさんあるのですぐに買う事ができました。

スタジアム1階通路

 

スタジアム上階通路

子連れのポイント!

アメリカでは、スタジアムや劇場など人が集まる場所はクリアバックポリシー」があります。その為透明でないバックは持ち込めません。乳幼児がいる場合のみおむつバックを持ち込めますが、その他の人の透明でないバックの許容サイズは長財布程度の大きさなので、実際ほとんどの人は手ぶらで入ります。私は透明のジップロックの大サイズに携帯やクレジットカードを入れて行くこともあります。

そんなバックを持ち込めない状況ですが、スタジアムに行く際には、上着などの防寒着を余分に持って行く方が良さそうです。野外なので時間帯や天気によっては結構寒くなります。私たちが行った日は風が吹いていて予想より寒い日でした。

我が家の失敗

スタジアムに余裕をもって入りたかったのに遅れてしまいました。我が家が購入した駐車場はスタジアムの目の前。道路きっと混むよね??という予想ももちろん的中し、スタジアムが近くなると大混雑で車は全然進みません。スタジアムの前は封鎖されている道路もありナビ通りに進まないし、、そうこうしているうちに駐車場に着いた所で試合開始時間になってしまいました。。試合前のパフォーマンスを色々楽しみにしていたのに、ショックすぎる、、ということで、当たり前ですが時間には余裕を持って行く事、スタジアムに近すぎる駐車場はメリットとデメリットがある事を学んだ日でした。

なお、スタジアムの1キロ手前くらいから個人の駐車場がたくさんあり、歩いて向かう人もたくさんいました。何度もここに止めてしまおうかとも思いましたが、小さい子供との往復は大変だなと思い、予定通りの駐車場へ向かいました。

また、会場に向かう途中にはアメリカ名物「テールゲート」をしている人たちをたくさん見かけました。

テールゲート パーティーは、車両の開いたテールゲートとその周辺で開催される社交イベントです。主に米国とカナダで行われ、バーベキューやグリル料理をしながらアルコール飲料を消費することがよくあります。テールゲート パーティーは、試合、フェスティバル、コンサートの前後に、スタジアムやアリーナの駐車場で行われます。

まとめ

我が家のNFL体験記でした。せっかく本場にいるのだから、本物を見ないと!!という考えで動き回っています。

実際に見ることでその規模感、華やかさ、ファンの人たちの情熱、お金など、一流のものを見ると学ぶことや見えてくることがたくさんあるし、純粋に楽しかったです。

子供たちに関しては長男以外はきっとこの試合については覚えていないだろうけど、みんながワクワクしている、大声で声援を送って熱狂している、何万人もを楽しませる仕組みなどを見て、楽しそうな雰囲気を感じているのは分かるので、何となく覚えていてくれたらなーと思いました。

 

スタジアム入り口には狛犬のような対のパンサーがいます。筋肉隆々で迫力がすごい。