【子連れグランドサークル:グランドキャニオン】子供と絶景をみる!宿泊にビューポイント、冬に行く際の注意点!

チイ
アメリカ在住のチイです。

グランド・キャニオン国立公園に3人子連れ(2、4、7歳)で行った際の旅行記です。行き方やヤバパイロッジ、子連れにおすすめのビューポイント、冬に行く際の注意点など、旅行や子連れでのポイントも書いていきます!

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グランドキャニオンへのアクセス

グランド・キャニオン国立公園(Grand Canyon National Park)への今回の旅の出発点はラスベガスです。

ラスベガスには飛行機で入り、マッカラン国際空港からレンタカーを借りました。

マッカラン国際空港からグランドキャニオンまでの行程

マッカラン国際空港からグランドキャニオンまでは4時間半程度です。以下のルートを通りました。

この旅行は、11月のサンクスギビングのホリデー期間に行きました。

グランドキャニオンには、ノースリム(North Rim)とサウスリム(South Rim)の二つのエリアがありますが、冬季はサウスリムしか開いていませんのでご注意を。

  • ノースリム:5月15日〜10月15日までオープン
  • サウスリム:一年中オープン

グランドキャニオン旅行者の約90%がサウスリムを訪れているそうで、一年を通して入場はできますが、冬(12月ごろ〜)には雪が降る日もあるようなので注意が必要です。

ラスベガス・マッカラン国際空港のレンタカー

マッカラン国際空港のレンタカーは、レンタカー会社が1ヶ所に集約されたレンタカーセンターです。

そのため、通常はレンタカー会社ごとのバスに乗って移動する場合が多いですが、ここではレンタカー利用者はセンターと空港間のシャトルバスに乗って移動します。バスも随時出ていて便利です。

レンタカーの借り方

レンタカーは空きがあれば当日窓口でも借りることができますが、エクスペディアやカヤックなどの予約サイトで事前に予約しておけば安心です。

レンタカーセンターに着いたら、自分の予約している会社の窓口に行って手続きをし、その後駐車場で自分のレンタルした車を見つける(駐車場ナンバー)か、複数台のうちから好きな車を選ぶ場合もあります。

駐車場出口でスタッフの方に手続きをした書類などを提示して事務処理をしてもらえば出発です。

返却の際には、自分が借りた会社のゲートに向かい返却スペースに駐車すればOKです。

 

子連れ旅のポイント!

レンタカーを返却の際はその場に置いていくように指示され、後ろからもどんどん車がやってくるのであまりもたもたできません。

子供がいるとレンタカーを降りる際には、チャイルドシートを片付けたり(持参の場合)、ゴミや荷物をまとめたり結構時間がかかってしまうので、返却に行く前に整理をしてすぐ降りれるようにしておくことをおすすめします。

 

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グランドキャニオンへ出発!

砂漠地帯の乾燥した空気で、とても視界が良く空も青く気持ちが良いです。

ラスベガスのホテル群の後ろには、赤茶けた山が見えます。

ネバダ州からアリゾナ州に入ります。

 

グランドキャニオンステイト!!

 

旅のポイント!
ラスベガスのあるネバダ州とグランドキャニオンのあるアリゾナ州では、
冬時間(Standard Time(標準時))になると、1時間の時差があります!(ラスベガスからアリゾナ州に入ったら、1時間時計が進みます。)
冬時間(11月の第1日曜日〜3月の第2日曜日の間)の間に旅行する人は注意が必要です!!夏時間の間は、時差はありません。ややこしい〜。

 

途中、スーパーへ立ち寄るため幹線道路からローカルロードに入ると、起伏の激しいワインディングロードが続き、この地域の本当の地形を知ることに。

ジェットコースターのような道路で子供達と盛り上がります。

乾燥した茶色の大地から緑が増え始め、空気がしっとりしてきました。もうすぐ到着です!

木が生えた大地になったらもうすぐです!山火事(おそらく自然発生)の痕跡がたくさんありました。

 



マーサーポイント(Mather Point

マーサーポイントからの景色

サウスエントランスで入場料を支払い国立公園に入ります。

入場料(Entrance Fee)

車(自家用車)一台につき35ドル<7日間有効>

その他、バイク、個人(自転車や徒歩)の料金あり。

 

そのまま進むと、ビジターセンターやグランドキャニオンビレッジのあるエリアに到着します。

私たちは、ビジターセンターのすぐ近くのマーサーポイントで夕方の景色と朝日を見ました。

このポイントは、歩道が整備されていて景色を見やすいだけでなく、ショップやカフェもありとても便利です。

 

夕暮れ時

 

朝日を待つ、、寒すぎて途中で退散。。

 

11月でもものすごく寒い!我が家の失敗談、、

11月下旬の気温は、めちゃくちゃ寒かった!!朝日を見に行った際の朝の気温は氷点下7度でした。

渓谷の淵に近づくと風が強く吹いているので、体感温度はもっと寒く感じます。

実はサウスリムの標高は2,134m!結構な高地なので寒いのも当たり前です。。

数年前に夏(8月)にも来たことがあるのですが、雨が降っていたせいもあり、夏でも長袖の薄い羽織では寒いくらいでした。

 

子連れ旅のポイント!

冬はダウンジャケットの他にも、ニット帽や手袋やマフラーがあると良いです。

私は普段暖かい地域に住んでいるので、コート以外の防寒グッズの存在を完全に忘れており、持参していなかったので寒くて長い時間外にいることはできませんでした。

末っ子ちゃんは、冬でも半袖半ズボンでジャケットも着ないというこだわりを見せるイヤイヤ期の2歳児なのですが、はじめはグランドキャニオンでも上着を拒否し、周りから白い目で見られていました。(親が😂)

あまりの寒さから2歳児なりに学んだようで、以降寒い時にはジャケットを着るようになりました😂

旅は人を成長させます。



ヤバパイロッジに宿泊

宿泊はマーサーポイントのすぐ近く、ヤバパイロッジ(Yavapai Lodge)です。

レセプションでチェックインをしてから車で部屋へ向かいます。建物は数棟に分かれており、中は普通のホテルで清潔で冷蔵庫もあり特に不自由はありませんでした。

 

ホテル客室

 

レセプションの棟にはカフェテラスがありますが、夕飯時と朝食時にはものすごく混んでいたので利用しませんでした。

レセプション棟の向かいに「General Store」というスーパーがあり、ここで食料を買い部屋で食べました。(電子レンジはレセプションの棟にあったものを使わせてもらいました。)

このスーパーには服やお土産も売っており、旅行中不足なものは何でも揃いそうです。国立公園の中にスーパーがあるというのは本当に便利なポイントです。

旅行の際、特に国立公園など辺鄙な場所に行く際、下記のような調理不要な日本のアルファー米などを持参するのもおすすめです!食べなれたお米は最高ですね。


ヤバパイロッジのホームページはこちら

 

子連れ旅のポイント!

国立公園内は野生動物がたくさん住んでいます。

夜には、ホテル駐車場にイノシシの親子が来ていました。

駐車場や道路脇では、鹿やエルクをたくさん見ました。リスもたくさんいます。

動物を見ることは楽しいですが、子供がむやみに近づきすぎないように気を付けましょう。

 

ホテルの駐車場を悠々と歩くエルク

 

道路脇のシカ

子連れおすすめビューポイント

私たちは、グランドキャニオンの後モニュメントバレーへ向かったため、マーサーポイントからデザートビュービジターセンターまでの下記のルート(デザート・ビュー・ドライブ)を通りました。(サウスエントランスから入りイーストエントランスから出る)このルートがとっても良かった!!

マーサーポイントなどのメジャーなポイントでは、駐車場に車を止め崖まで歩く必要があります。

それが今回のような極寒の日だったり、夏の暑い日だと子連れには結構大変です。

その点このルートは、道路のすぐ横に崖があるので、道路沿いに何箇所もビューポイントがあり、車を路肩に止めてすぐの場所から景色を見ることができます。

ドライブしながら景色を楽しみたい、子供が車で寝ちゃってる、天気が悪くて歩きたくないなどの時に、このルートをドライブするのはおすすめです。

 

 

道路沿いすぐにこの景色があります!

 

 

子連れ旅のポイント!

どのビューポイントでも共通していますが、柵があったり無かったり。

危険な場所もたくさんありますので子供から目を離さないようにしてください!

まとめ

ラスベガス空港からグランドキャニオンまでの行程や、グランドキャニオンでの滞在やおすすめのルートや冬の注意点をまとめました。

グランドキャニオンは全米トップクラスの観光地なので、スーパーや宿泊施設などが国立公園内にもあり、不自由なく過ごせました。

子連れで訪れることにあまり心配は無いかと思います。

もう少し子供たちが大きくなったらトレイルなどにも挑戦してみたいです。

グランドキャニオンの次はモニュメントバレーへ向かいます。

モニュメントバレー編はこちら
【グランドサークル:モニュメントバレー】ビューホテルからの眺めを楽しむ!